東京北部ユニオン(ソウル・ワーカーズ・ユニオン)blog

この世界はオレたち労働者が動かしてるっ!!

“JRとの結託での労働条件削減許さない”東部労組全溶支部ストライキ支援に参加しました



 JRや私鉄各社のレール溶接を手がける株式会社全溶(本社/東京都練馬区東大泉)の労働者でつくる全国一般東京東部労組全溶支部が10月9日、第9波ストライキに突入し、本社前で抗議行動を行いました。

私たち東京北部ユニオンは、練馬区内にアミーユ支部、コンドルタクシー分会、「街」分会などを抱える地域共闘の立場から、今回の行動に参加させていただきました。全溶支部はじめ関係諸団体に心から敬意を表します。以下、参加した組合員の報告です。

本当に熱い熱い、労働者の怒りがほとばしるストライキアピール行動に参加させていただきました。
全溶支部全組合員41人のすさまじい怒りでの本社抗議は、労働者としての根底的な自己解放性の爆発であり、まさに「国会前の状況は職場にある」ことを指し示すものでした。
それは、闘わなければ生きていけないギリギリの闘いであると同時に、鉄道の安全を守ってきた労働者の誇りに満ちたものであり、「俺たちが職場を動かしているんだ」という気概に満ちたものでした。

これに対して、会社の対応は…(以下4枚、レーバーネットより)

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職場を動かし、鉄道の安全を守っている労働者に対して、なんという仕打ちでしょうか! 本社ドアの日頃の暗証番号さえ変えて中に入れまいとするこのていたらく!

とりわけ印象的だったのは、支部委員長さんのアピールでした。

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「カメラ持っている人は、写してください。こんなに削ってあるんです。これがみなさんが乗っている電車の下に敷いてあるレールの実際です。なぜか。今まではレールセンターではこんな製品を出さなかった。1ミリの傷で再溶接していたものを、今回組合をつくっての要求のために36(協定)をきってます。そのために工程が遅れてきた。そうしたら「品質を落としてもいい」と。JRとこの全溶という会社は結託して、利益だけを考えています。そんな会社になりさがってしまったんです。こうした現実を、各組織のみなさんが写真に写したものを広げてください。全溶だけの問題じゃないんです。バックについているJR。なぜか。この役員連中はJRのOBです。天下りです。そいつら、JRと東鉄工業の連中が結託して、私たちがストライキをしても無効化するような汚いまねばっかりしてるんです。こういうことを社会全体に広げてやってください。」(支部委員長の発言から。私のメモです)

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「私たちの溶接するところは後ろに集塵機と言って埃を吸い込む機械があるんです。2メートルの高さがあります。それを背中にしょって溶接するんですけど、こんな物が集塵でへばりついてしまうんです。これです。頭上2メートルのところにくっついている。そこで溶接をしてるんです。これについては2年前からJRにもお願いして、開閉式にして取れるようにしてくれと。会社にも言いました。ぜひJRにも言ってくれと。やってくれません。しょうがないんで、今自分たちでハンマーで叩いてます。これは叩く前の状態です。それでもこれぐらいの大きな物が落ちてきてるんです。たまたま当たらないだけです。当たったら骨折とか死んでしまいます。そんな状態にこの会社はずっとしてるんです。何にもやってないんです、こいつらは。沼田は1年半前にJR東京本社に一回だけ泣きつきました。「単価を上げてくれ」「口数を上げてくれ」。それだけです。」

そうです。全溶はJRの天下り企業でした。国鉄闘争とJR外注化反対の闘いと一体のところに、全溶の第9波のストライキがあると強く感じました。

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その他の、支部組合員全員発言も、大いに心打たれました。(以下の2つの動画は、レーバーネットより)





組合側の主な要求は、沼田社長が4年前に就任して以来、①溶接資格手当や出張手当などの手当を大幅にカットしたこと、②溶接口数に応じた作業員の人数を削減したこと、③定年以降の嘱託社員の賃金を引き下げたことなどを元に戻すことです。
 しかし沼田社長は「手当や作業員をもとに戻すと赤字になる」と拒否しています。
 現場労働者は削られた手当をカバーするためにより長時間の残業を行い、作業員の人数も減らされ過酷な労働強化が生じています。「このままでは安全や技術継承にも支障が出る」という組合員の切実な声がストライキの背景にあります。

 全溶支部の組合員は切実に訴えています。
 「人員削減や社長のゼロ回答でレール溶接の品質が劣化している。このままでは列車運行や乗客の安全にも影響が出る」 「俺たちは首都圏のレールの安全を守っている。それなのに人が少なすぎて作業して運転して帰る時に眠くて仕方ない。運転手を増やせ」 「溶接の時に火花が散っても検証も会議もしない。安全無視」 「安全チェックで『後確認』というのがある。でも人がいないので『帰っていいよ』となり、自分たちで安全に責任が取れない状況」 「沼田社長が就任してから重大事故が立て続けに起きている。利益よりも安全を優先しろ」

 株式会社全溶の役員の多くはJRからの天下りです。全溶支部の労働者は首都圏のレールの安全を守る仕事を担っています。安全や雇用の費用を削り、金儲けに走る沼田社長とJRの結託体制に対するストです。

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 この労働者の怒りと結び合い、労働者の怒りともに進んでいきましょう!
今後も支援・連帯していきたいと思います。
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改正労働契約法は、ザル法以下!(東京新聞記事より)

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9月28日の東京新聞「はたらく」欄に、以下の記事が出ました。
国会で成立した改正労働契約法「5年を超えてはたらけば、無期契約になれる」が、いかにザル法であるかを示しています。
韓国でも同じように無期契約への転換直前での雇い止め解雇が相次ぎ、民主労総の大きな闘争課題になっています。
非正規職を撤廃しろ! 雇い止めを許すな! 労働者全体の声にしていこう!
11月4日の全国労働者集会(日比谷野音)にお集まりください!



雇い止め抑止 疑問符 「勤続5年超で無期契約」法施行へ
東京新聞 2012年9月28日

 パートや契約社員など雇用期間が定められている有期契約労働者について、雇用の安定を目的とした改正労働契約法が先の国会で成立し、来年四月に施行されることになった。五年を超えて働けば、無期限の雇用契約への転換が定められているが、五年以下での「雇い止め」が多いのが実態。改正法が安心して働ける雇用づくりに資するかどうか、不安の声も上がる。 (三浦耕喜)

●雇い止め抑止 疑問符
 「店の立ち上げから働いてきたのに、ちゃんとした理由を説明してほしい」。千葉市に住む二十代の女性は今年四月、勤続四年以上の者は契約を更新しない、という会社からの通知にがくぜんとした。会社は池袋を本社に、全国にカフェを数百店展開する大手。女性は千葉にある店の新規オープンから三カ月の契約を更新し続け、足かけ七年間勤めている。女性の抗議に、会社側は「うちに今いる数千人の有期契約者を無期にする体力はない」と答えたという。

 今年三月に東京都内のバス会社から雇い止めされた杉並区の四十代の男性の場合は、五年目の契約更新を迎えた昨年三月、「今回が最終更新」との文言が加えられた労働契約書に署名するよう求められた。「正社員に登用されれば別と書いてあるが、勤務に問題はないのに、採用試験に三度落とされた。始めから五年以内に打ち切るつもりだったとしか思えない」と話す。

 JR東日本の契約社員「グリーンスタッフ」も一年契約の更新は最高四回までで、働けるのは最長五年だ。一部は正社員に採用されるが、試験に合格しなければ雇い止めだ。

●実態「5年以下」横行 改正法には抜け穴も
 厚生労働省の推計では、約五千百万人の雇用者のうち、有期契約は二割を超える千二百万人。そのうち勤続五年以上の雇用者は三百六十万人だ。だが、この三百六十万人は改正法の恩恵は受けない。勤続五年の計算は改正法が施行される予定の来年四月を起点に始まるからだ。二〇一八年四月以降にならないとメリットはない。

 また、無期契約への転換には、五年を超えた六年目の契約期間に労働者側が申し込むことが必要。一年契約を更新している場合は、実際に無期契約となるまでに六年間待たなければならない。

 しかも、六カ月の空白期間があれば、勤続年数がゼロに戻る「クーリング」が認められた。五年以下で雇い止めにして、半年過ぎてから雇い直せば、無期契約にしなくても済む抜け穴となる。

 さらに無期契約に転換しても、労働条件は同じでいいと定められている。契約が無期になっても、正社員になれるわけではなく、待遇改善につながる保証はない。

 全国一般労働組合全国協議会の遠藤一郎副委員長は「有期の雇用を繰り返して正社員にはしないという全体の流れの中で、改正法がどう用いられるか。五年までなら有期でよいと定めることで、既に五年以下で使い回す弊害が現れている」と指摘する。

 若年労働者からの相談を受けているNPO法人「POSSE」の今野晴貴代表は「いじめや過剰な職務命令による退職強要が横行して、契約内容すら破られている。有期・無期の議論以前に、法律すら守られていないのが実態だ」と話している。


生きていけない非正規の現実をぶっとばすのは、現場からの闘いと団結以外にはありません。
私たち東京北部ユニオンは、「3ヶ月雇用」でも組合をつくって闘っている鈴コン闘争、郵政非正規ユニオンの闘いとともに、地域のあらゆる職場から闘います。
いつでも労働相談を寄せてください。
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10月1日の外注化に絶対反対し、説明会拒否の指名ストを闘う動労千葉の組合員(9月28日)

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韓国民主労総は、動労千葉の外注化阻止闘争に連帯して、日本大使館前での連帯行動を行っています!(9月27日)

希望は団結! 外注化・非正規化と闘う11・4全国労働者集会に集まろう!

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アメリカでも関西でも沖縄でも労働者が立ち上がる!



日本では安倍首相を打倒し、労働者が社会を根本から転覆する過程に入っていますが、アメリカでもブッシュ大統領に対してイラク反戦デモが炸裂しています。以下、記事より

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おかしいぞ! コムスン問題と介護保険制度

6月7日の夜、NHK教育テレビで放送された「介護保険ここがおかしい! 担い手は訴える」を見ました(あのNHKでも、現場のがんばり次第で見応えのある良い番組も作れるのですね)。その中でヘルパーや介護士の労働者たちが労働環境の厳しさについて口々に訴えていました。

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吉崎執行委員長、6・9ワーカーズアクションを熱く訴える!!

私たちがソウル・ワーカーズ・ユニオンを結成して2ヵ月半立ちました。
この間安倍政権は憲法を変えるための「国民投票法」を成立させました。
これは敗戦後の「平和と民主主義」の国という建前を捨てて
再び侵略戦争をやる国になるということです。
私たちソウル・ワーカーズ・ユニオンは5月11日(金)と14日(月)国会前に駆けつけました。
安倍政権への抗議の歌を歌うと30人以上の警察官が
私たちを取り囲んで歌うのをやめさせようとしました。
安倍政権は憲法で保障されている表現の自由さえ認めないと決めたのです。
もちろん私たちは警察の暴力に対して一歩も引くことなく歌い続けました。

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