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コンドルタクシー藤井分会長雇い止めで労働委員会命令!



コンドルタクシー藤井分会長の労働委員会闘争で命令
雇い止め時の団交拒否不当労働行為を認定
-会社はポストノーティス

しかし雇い止め解雇撤回は認めず  弾劾!
 12月13日、藤井分会長の雇い止め解雇にたいする東京都労働委員会の命令が出ました。
 2010年8月15日の再雇用契約終了前の団体交渉に会社が応じなかったことは不当労働行為であると認定し、「今後、このような行為を繰り返さないよう留意します」という文書の掲示を会社に命ずるものでした。
 会社は12月18日より、「謝罪文」にあたるその文書を命令書どおり掲示しています。これは、闘う組合憎しの団交拒否を続けてきた会社の姿勢が公的に断罪されたということであり、労働委員会闘争として大きな成果です。しかし雇い止め解雇撤回そのものは認めなかったことは不当な命令です。

 しかし、内容的にはほとんどの点で組合の主張が採用されています。そして、契約期限前の団交を拒否した事実そのものに、会社の藤井分会長はずし、闘う組合潰しの不当労働行為意志がはっきりと記されているのです。私たちユニオン分会は、藤井解雇の撤回、闘う労働組合の復権へさらに一層意気高くたたかうことを、ここに宣言します。

■団交拒否の不当労働行為についての救済を命令!

 都労委「命令書」は、主文第1項において、会社は1週間以内に下記内容の文書を組合(東京北部ユニオン)に交付すること、あわせて同一内容の文書を社内に掲示することを義務づけました。
「当社が、貴組合が申し入れた貴組合の組合員藤井高弘氏の再雇用契約の終了についての団体交渉に、その契約期間終了前に応じなかったことは、東京都労働委員会において不当労働行為であると認定されました。今後、このような行為を繰り返さないよう留意します」。 つまり「謝罪文」にあたる文書を「新聞紙2頁大の用紙」に大書し、「会社内の従業員の見やすい場所に10日間掲示しなければならない」という命令です。
 そして主文・第2項では、「被申立人会社は、前項を履行したときは、速やかに当委員会に文書で報告しなければならない」としています。
 しかし、第3項において「その余の申立てを棄却する」と述べ、藤井分会長に対する不当な雇い止め解雇を結論として容認してしまいました。

■組合の主張をほとんど採用しつつ、解雇撤回だけは認めず
 しかし、その理由を見てみると、ほとんどの論点で組合の主張を認めています。

①「契約期間満了に過ぎない」会社の主張を否定
 「単に契約期間が満了したから契約を更新しなかったにすぎないという会社の主張は、会社における再雇用契約の更新の実態とはかい離しており、にわかに措信し難い」
②「藤井は事故が多い」との会社の主張も否定

 「藤井がおこした事故件数が他の乗務員に比べて特に多いという主張についても、またにわかに措信し難い」
③会社の組合嫌悪の意志を明確に認定

 「会社が、……分会長として活発に活動していた藤井を強く嫌悪していたこと、また、組合勢力拡大を警戒し、その活動を牽制していたことは否定し難い」
 さらに、再雇用にあたって藤井分会長にだけ「特記事項」があったことを問題とし、「藤井の再雇用の決定過程は異例」とまで述べ、「会社は藤井の事故及び違反を奇貨として同人を会社から排除しようとしたのではないかとの疑いを(組合及び藤井が)持ったこともまた、無理からぬ面がある」と述べているのです。
会社が闘う労働組合嫌悪し排除する意図をもっていたことについて、労働委員会は明確に認めているのです。
 そうであれば、命令の結論は「違法・不当な雇い止め解雇を撤回し、原職に戻せ」でなければならないことは理の当然です。しかし都労委は、ここで契約を「更新しなかったことは、同人の組合活動又は同人が組合員であることの故をもって行われた不利益取り扱いであるとまではいうことはできない」としてしまうのです。
全く自己矛盾した命令であり、認めることはできません。

■「事故を起こしたら辞めるしかない」―こんな「常識」は組合が闘えばうち破れる!
 棄却の主な理由は、藤井分会長以外にも同様な事故を起こした労働者が「自主退職」をしているからというものです。しかし、これこそがタクシー労働者が事故を起こすたびに会社から肩たたきを受け、泣く泣く辞めさせられてきた退職強要の実態ではありませんか! 藤井分会長の解雇撤回闘争は、こうした「タクシー業界の常識」に挑戦した画期的闘いです。そして、事故の度に労働者が闇から闇へと葬られてきた実態は、労働組合が闘わず屈服してきたゆえのことです。本労働委員会の審問に、全コンドルの荒木委員長が傍聴していた事実は、まさに会社と一体となって「事故は自己の責任」としてきた御用組合の姿を示しています。
 私たちは、藤井分会長雇い止め撤回・原職復帰へ更に断固として闘い抜きます。
 誰一人として事故・違反を口実に職場を追われることがないよう、一人一人が声をあげましょう。労働者の誇りにかけ、職場でのあらゆる理不尽に対して怒りの声をあげ、私たちユニオンに加盟して共に闘いましょう!
 「後部リアウインドへの広告シールの撤廃要求」「K組合員の解雇撤回時の年金手続き空白問題」などを柱とする秋闘第1回団交に参加しよう!(12月17日付分会機関紙)

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【藤井分会長のアピール】
 12月13日、私の「雇い止め解雇」にたいする都労委命令が出ました。2010年8月15日の再雇用契約終了前の団体交渉に会社が応じなかったことは不当労働行為であると認定し、「今後、このような行為を繰り返さないよう留意します」という文書の掲示を会社に命ずるものでした。
 会社は12月18日より、「謝罪文」にあたるその文書を命令書どおり掲示しています。これは、闘う組合憎しの団交拒否を続けてきた会社の姿勢が公的に断罪されたということであり、労働委員会闘争として大きな成果です。
 そして都労委は、藤井雇い止めについての多くの不当労働行為の事実を認定しました。しかし、解雇撤回の申立てそのものは棄却しました。この結論は断じて容認できません。
 私は、あくまでも解雇撤回まで闘いぬく決意を新たにしています。なぜなら、事故や違反を理由に退職勧奨され自主退職に追い込まれ泣き寝入りさせられているタクシー職場の現実を打ち破る必要があるからです。会社と真っ向からわたりあって闘う労働者・労働組合を労使一体で排除し潰そうとする攻撃を絶対に許すわけにはいかないからです。
 事故・肩たたき・自主退職・わたり・団結解体というタクシー職場におけるこうした現実を生みだした最大の責任は、闘わず屈服してきた会社ベッタリの御用組合の存在にあります。全コンドル荒木委員長は、本件労働委員会の審問の傍聴に現れ、会社の労務担当的指南役を演じて恥じなかったのです。今こそ、この労使結託体制を打ち破る時が来ました。

リアウィンド広告シール撤廃の秋闘勝利へ! ユニオンに加入しよう
 出来高払いの歩合給、低賃金の長時間労働という劣悪きわまるタクシー職場の根本問題を不問にして、事故は全て労働者の責任とする悪習を今こそ打ち破らなくてはなりません。事故=肩たたき=自主退職の攻撃に抗し、労働者としての誇りにかけてたたかいましょう。
 昨日12月21日、秋季年末闘争の第1回団交が行われました。いま職場で最大の課題はリアウインドの広告シール撤廃です。会社と御用組合の結託支配を打ち破り、安全運行に反する広告シール貼付は撤廃あるのみです。職場でのこうした闘いの一環として、雇い止め解雇撤回闘争をたたかい続けます。職場に闘う労働組合を再生するために共にたたかい抜きましょう。

 藤井 高弘 
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